【口コミ】キクタンTOEIC【AII-in-One】の違い・使い勝手・実力を辛口レビュー

名称 キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】
URL App StoreGoogle Play
運営 PLAYSQUARE INC.
料金 2,000円(2022年12月現在)

アルクといえば、キクタンの英単語問題集が有名ですよね。

実は、キクタンのTOEICアプリも、人気なのです!

以前、こちらの記事でもキクタン600という単語に特化したアプリレビューを掲載しました。

今回取り上げるアプリは、キクタンTOEIC® Test Score 600・800・990が一つになった All-in-One版

発音練習 単語レベル診断機能 も搭載されており、1日16単語、10週間で学習できる 点は、大きな魅力です。

音楽に合わせて口ずさむだけで単語が身に付く チャンツモード なども、是非試していただきたい機能。

それでは、具体的に見ていきましょう。

 

口コミ・評判

わわわっ!!!

6004周目 ですか、すごい♪

 

TOEICにそっくりな問題で練習できるのは、いいですね♪

心強いです。

 

勉強は、自分自身が楽しめないと辛いだけですよね…。

追い込み過ぎても、成果は出ません。

無理せずに、長く継続することが1番の近道ではないでしょうか。

 

アプリの使い方 、めちゃくちゃ参考になりますね!!

かなり効率的な学習方法だと思います。

 

総評 78/100点

キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】は、キクタンTOEIC®Test Score 600・800・990が一つになったアプリ。

自然に英単語が暗記できる 学習システムということで、TOEIC受験者に注目されています。

書籍版にはない、アプリ版だけの7つの特典は、以下の通り。

  1. 音声認識を使用した 発音練習機能
  2. 8種類のテストが利用できる 総合テスト ※アプリ内課金あり
  3. 単語から例文まで、自動で学習する 自動学習機能
  4. いつでも必要な単語を検索できる 単語検索機能
  5. 通勤通学中や家事の合間に使える まとめて聞く機能
  6. チェックしたい単語のみを集められる お気に入り機能
  7. 辞書のように活用できる 統合単語検索機能

さらに効率的な学習のために、単語学習モード・発音練習モード・チャンツモード・自動学習モード の4つのモードも搭載されています。

「TOEICに出題される英単語を制覇したい!」、そんな方にとっては、最高のアプリではないでしょうか。

 

リスニング 14/20点

キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】は、あくまで 英単語中心のアプリ

TOEICのリスニングセクションは、写真描写問題・応答問題・会話問題・説明文問題から構成されています。

スコアを伸ばすためには、個々の単語の発音はもちろん、文章としてのイントネーションやリズムも身に付けることが大切。

さらに、英語を英語の語順通りに理解する必要もあります。

そのためには、聞き取った英文を書き取る ディクテーション や耳に入ってきた英語を瞬時に再現して発音する シャドーイング が、最も効果的。

TOEICのリスニング対策としては、キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】は、かなり物足りない でしょう。

個人的には、以前の記事でもご紹介したスタディサプリENGLISH TOEIC®対策コースというアプリがオススメです♪

 

リーディング  14/20点

リーディングにおいても、先ほどと同様。

短文穴埋め問題・長文穴埋め問題・読解問題から構成されるTOEICのリーディングセクションの対策としては、不完全 です。

もちろん単語やフレーズを多く知っていることは、英文読解を有利にすることでしょう。

リーディングでは、文法力や読解力など、様々なスキルが試されます。

TOEICでハイスコアを目指しているならば、基本的な文法の理解に加え、音読を取り入れつつ、読解力と回答スピードを上げていくことが重要。

パートごとの時間配分を考えて取り組む必要もあるので、実践問題に数多く当たる必要があります。

アプリでも書籍でも構いません。

出来るだけ多くの問題に触れることを意識して下さい。

 

単語・文法 20/20点

TOEICの単語学習としては、キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】は最高だと思います。

最新のコーパスデータを徹底分析した単語は、ほぼ試験に出題されているもの。

見出し語・フレーズ・例文にも、最新の入試問題が反映されています。

ここからは、実際のスマホ画面で、ご紹介していきますね♪

まずは、画面下の英・音・和について。

「英」をタップすれば英単語が消え、「音」をタップすれば発音記号が消え、「和」をタップすれば和訳が消える仕組み。

「スペルを覚えたい」「発音や和訳を確認したい」という際に、とても役立つ機能になります。

ちなみに、一回左へスライドすると、その単語を使用したフレーズ例。

さらに、もう一回左へスライドすると、その単語を使用した例文が表示されます。

例文音声については、1,220円の追加課金をしなければ、ダウンロードすることができません。

キクタンはアルクの人気書籍ですが、さすがに書籍内で、発音チェックはできませんよね。

このキクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】では、発音練習も可能。

まずは、発音練習ボタンをタップ。

その後は、音声入力ボタンを押しながら、発音していきます。

綺麗に発音できた場合は、このように、ブルーの◯が付きます。

目と耳と口を使った、最強の単語学習方法ですね♪

そして、私が最も気にいっているのは、チャンクモード

音符マークの部分です。

音符マークをタップすると、楽しげな音楽に合わせて、単語の発音と和訳が流れます。

リピート再生機能もあるので、通勤通学中や家事の合間に流しっぱなしにしておくのも、いいですね。

とてもリズミカルに流れていくので、体まで思わずノリノリに(笑)

学習しているということを忘れてしまいそうです。

いつでも知りたい単語を検索できる 単語検索機能 も、見逃せません。

接頭語は覚えているけれど、何だったかなぁ…。

そんな時に、便利に使えそうです。

目次を見てみると、本当に単語は豊富。

Chapter1〜Chapter11まであり、ちょっとした文法や熟語も掲載されています。

例えば、be動詞+形容詞+前置詞とか。

数量表現だけでも、16個。

単語に関しては、「かゆいところに手が届く」そんな素晴らしいアプリだと思います。

 

アプリの使いやすさ 16/20点

私は、キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】をiPhone 11で使用。

操作性などに、特に問題は感じませんでした。

ただ、Androidで使用しているユーザーからの口コミには、やや気になるものも…。

  • チャンツが 再生できない 。/ 途中で止まる
  • ある日 突然使えなくなった
  • スワイプで移動するにしても、どこで反応するのか 全然分からない。
  • 途中で 音が出なくなる
  • 勝手に 強制終了 される。
  • 有料追加機能の例文音声の再生までの ラグが長過ぎる

アプリの操作性に対する改善を求める声やクレームが多いようです。

使用中の不具合で困った場合は、カスタマーセンター へ連絡してみましょう。

 

料金 14/20点

キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】の料金は、2,000円(2022年12月現在)

単品購入すると、かなり割高になります。

Basic4000・Advanced6000・Super12000をすべて必要とするならば、キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】を購入した方が、断然お得!!

少し残念なのが、2,000円出しても、さらにアプリ内課金もあるということ。

単語レベル診断をタップすると…。

さらなる課金が求められます。

例文音声が 1,220円 、総合テストが 1,220円 、単語レベル診断が 610円 、例文音声+総合テスト+単語レベル診断が 2,440円 。

なかなかの料金ですねぇ。

アプリを購入し「さぁ、集中して学習するぞ♪」と思った矢先の課金案内。

正直モチベーションが、少し下がっちゃいました(笑)

 

まとめ

キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】は、いかがでしたか。

単語・文法の項目でもお伝えしたように、TOEICの単語学習としてはオススメ です。

単語学習には、目・耳・口をフル活用すると、定着率がグンと高まります。

特に、発音練習モードチャンツモード は、どんどん使用していただきたいモード。

しかし、Android版の不具合に関する口コミは、少々気になるところ。

今後の改善に期待したいです。

TOEICの単語を極めたい方は、キクタンTOEIC® 【AII-in-One 版】を是非とも検討してみて下さいね♪