18歳(2017年2月当時)、男、神奈川県。
大学受験を控えていましたが、家計の事情により、大手進学塾で毎日のように授業を受けるようなコースを申し込めませんでした。個別指導塾で週に1日だけ英語と国語を1コマずつ受講していたものの、心細かったので、補強として利用を始めました。
「スタディサプリ」(旧「受験サプリ」)を利用していました。受験生の2人に1人が使っている、という宣伝を見て、これならば安心だろうと感じたこと。そして価格が安かったことが理由です。
授業内容
教材はダウンロードして自分で印刷するか、教科書を郵送してもらえます(内容は同じです)。
なんといっても英語の関先生の授業が圧巻でした。「高3ハイレベル英語 英文法編」を受講していましたが、テンポが非常に軽快で、オンライン授業で陥りがちなダラダラとした展開にならず、集中力を保ったまま受講できました。眠くもなりませんでした。
また、すべての授業で早送り、一時停止、巻き戻しなどを必要に合わせて自由に行えるので、集団授業よりも理解度が高かったように感じました。また、各大学の入試過去問を利用できるので、実戦に向けた問題量の確保にも困りません。
先生の質
私が受講した授業の先生は概ねわかりやすく、話も聞き取りやすい先生が多かったです。特に、教わってよかったと思う先生は、英語の関先生、現代文の小柴先生です。
画面の見やすさ
PCの調子が悪い時に少しボケることがありましたが、おおむね良好でした。
料金体系
月々1,815円だったと思います。今(2020年4月6日)調べてみたところ、基本料金は同じく1,815円で、さらにキャンペーンにより1180円とのことでした。(ともに税抜)
スタディサプリの大きな特徴は進学塾とは異なり、受講している講座数に関わらず料金が一定であることです。必要な講座を妥協無く受けることができます。
効果
大学受験は無事に第一志望校合格でした。MARCHのひとつでもある明治大学商学部です。
特に「スタディサプリ」に助けられた点としては、体系的な知識を各科目で学べたこと。過去問を使って大量の演習ができたこと。
志望校を上げたため、急遽必要になった漢文を短期間で仕上げることができたこと(動画授業を自分でどんどん進めればいいのでスケジュールの調整は塾よりもしやすいです)
現在も継続しているか
受験が終わったため退会しました。
子供にオンライン授業・映像授業をさせようか迷っている方へのアドバイス
家の近くに塾がない、経済的な理由で塾に通えない若しくは受けられる講座数が少ない、自分の受験科目の講座が塾に無い、といった人に特におすすめです。
ただし、受験生が受講のペースを自身で管理し、集中力も自分で保たなくてはならないなど、映像授業ならではのデメリットもあるので、自律的に頑張れるのが前提になります。
筆者が当該サービスを利用していたの2016年8月~2017年2月です。現在は変更されている部分がありうることにご留意ください。